シャンプーは、約50%が水、洗浄成分(界面活性剤)が約30%、その他で出来ています。
この洗浄成分の種類によって、大きく4種類にシャンプーは分けられます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、自分の悩みに合いそうな種類を探してみてください。
- アミノ酸系シャンプー
- 高級アルコール系シャンプー
- 石けん系シャンプー
- ベタイン系シャンプー
ダメージが気になる、カラーの色落ちが気になる人は
アミノ酸シャンプー
洗浄力:マイルド。
髪や頭皮へのダメージを抑えながら洗える
必要以上に皮脂を落とさないので乾燥を防げる
刺激:少ない。
肌にも優しい
メリット:髪、地肌に優しい
・頭皮の皮脂バランスを整える
・保湿力がある
・環境にも優しい
デメリット:・高価なものが多い
・アミノ酸は髪や肌に吸着しやすいのでしっかりと洗い流しすすぎ残しに注意
・洗浄力がマイルドなので
頭皮のベタつきがひどい時や
スタイリング剤をたくさんつけている場合
落としきれない可能性があるので二度洗いがお勧めです
お勧めな人:ダメージ毛(枝毛、切れ毛のケアができる)
乾燥毛(潤う)
カラーやパーマをしている(持ちが良くなる)
広がりやすい(しっとりまとまりが良くなる)
敏感肌
代表的な成分:・ラウロイルメチルアラニン
・ラウロイルグルタミン酸
・ココイルグルタミン酸
・ココイルアラニン
成分表の先頭から5番目以内にこれらの成分があればアミノ酸シャンプー
【ココイル〜】【ラウロイル〜】が目印
⚠︎水、アミノ酸成分よりも先に他の成分が表記されている場合、
アミノ酸系シャンプーと言って、
あまりアミノ酸の効果が発揮されない物が多いので注意です
特にラウリル硫酸、ラウレス硫酸が先頭の方にあるものは
洗浄力が強いので注意
POINTダメージケアに力を入れつつボリュームも欲しい人はアミノ酸タウリン系がお勧め
・ココイルメチルタウリン
・ラウロイルメチルタウリン
【〜タウリン】が目印
サロン専売品に多い
とにかくさっぱり洗いたい人は
高級アルコール系
洗浄力:強い
刺激:比較的強い
メリット:・ドラッグストアなど購入できる場が多い
・安価なものが多い
・泡立ちが良い
・洗浄力が高い→脂性肌や、スプレーでガチガチな時はすすぎ残ししにくいので良い
デメリット:洗浄力が高い→カラーやパーマ、トリートメントが落ちやすい
毛先がパサつきやすい、軋みやすい、頭皮も乾燥しやすい
お勧めな人:・脂性肌
・スプレーなどがっつり整髪剤をつけている
向かない人:・カラーやパーマをしている
・ダメージ毛
・乾燥毛
・ロング毛
・敏感肌
代表的な成分:・ラウリル硫酸
・ラウレス硫酸
ドラッグストアで買える商品や、テレビでCMしている大手の商品に多い
頭皮のベタつき、匂いが気になる人は
石けん系シャンプー
洗浄力:比較的強い、さっぱり系
刺激:比較的優しい(洗浄力は強めなので乾燥肌は注意)
メリット:添加物不使用のものが多い
環境に優しい
デメリット:・パサつき、軋みが出やすい
・カラー、パーマが落ちやすい
お勧めな人:・健康毛で普通肌
・ショートヘア
向かない人:・乾燥肌
・敏感肌
・カラー、パーマをしている
・ロングヘア
代表的な成分:・石けん素地
・カリ石けん素地
・脂肪酸ナトリウム
・脂肪酸エステル
とにかくダメージケアしたい、乾燥が気になる人は
ベタイン系シャンプー
洗浄力:マイルド
刺激:少ない。目に入っても痛くないぐらい、赤ちゃんでも使えるぐらい優しい
メリット:・保湿力が高い
・髪にも地肌にもとても優しい
・環境にも優しい
デメリット:・高価なものが多い
・サロン専売品など、売っているところが多くない
・洗浄力がマイルドなので脂性肌やスタイリング剤が多い方は2度洗い推奨
オススメな人:・ダメージ毛
・カラー、パーマをしている
・敏感肌、乾燥毛
代表的な成分:・コカミドプロピルベタイン
・ラウロイルプロビルスベタイン
・ココアンホ酢酸
【〜ベタイン】が成分表の水の次に書いてある
アミノ酸シャンプーよりもしっとりとした仕上がり。サロン専売品が多い
気になるシャンプーがあったら裏面の成分表の先頭の方をチェックしてみて、上記の物が書いてあればそのシャンプーが何系かわかります。
上記は代表的な成分ですが、実際たくさん呪文のように書かれていて嫌気がさす人も多いかと思います。
ですが。ダメージ、カラーの色落ちが気になる人はとにかくラウリル硫酸、ラウレス硫酸が先頭の方に書いてないかだけはチェックすることをオススメします。
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